2017.10.17
【特別講習】オージービーフセミナー
10月12日(木)、
特別講習「オージービーフセミナー」が開催されました。
第1部は、MLA豪州食肉家畜生産者事業団の中山剛伸先生が、
オージービーフ&ラムの概要と安全性についてお話いただきました。
「オージービーフ」とは、
「オーストラリア産牛肉」のこと。
オーストラリアは生産された牛肉の約7割を外国へ輸出していて、
特に日本への輸出が多いのだそうです。
オージービーフは、赤身がおいしい肉。
衛生管理がしっかりしているから
賞味期限が長いことも特徴のひとつです。
第2部では、元スエヒロ商事株式会社 代表取締役社長の上嶋棟一郎先生から、
牛肉を扱うプロとしての色々を教えていただきました。
オーストラリアは、一時話題となったBSE(狂牛病)が
一度も発生していない国として国際的に認知されています。
その理由は、徹底した衛生管理。
牧場で育てている時から、糞がつかないようにしたり
屠畜から剝皮の際、人の手を使わず機械で行っていたり。
食を提供することは、お客様の命を預かっているということ。
手をよく洗う、まな板・包丁の使い方など、
基本的なことから注意すること!
と力強くおっしゃっていました。
そして第3部は、元スエヒロ商事株式会社 取締役 総調理長の鳥居昭三先生の
ステーキ講習。
牛肉の部位、ステーキを焼く器具、焼き加減、焼き方。
焼く時は、肉の温度とフライパンの温度、
特にひっくり返すタイミングによって
内部の焼き加減を調節するそうです。
切ったときの断面の色がきれい!
調理長の絶妙な火入れは圧巻でした!
ステーキって思っていた以上に奥が深いのですね。
講義の後は実習。早速実践です!
1人1枚のステーキを、各自好みの焼き加減に仕上げます。
さぁ、うまく焼けたでしょうか?
オージービーフのステーキは、赤身肉だけれど柔らかく、
しっかり肉の味がしておいしかった!と大満足でした。
ステーキを食べることができて、
牛のぬいぐるみももらえて、嬉しい特別講習でした。
講師のみなさん、ありがとうございました!