2017.10.10
食肉市場見学へ
昼間部2年生、10月5日(木)の授業は
福岡食肉市場へ見学に。
福岡食肉市場は、九州唯一の食肉の中央卸売市場。
一日に牛は約90頭、豚は約600頭を解体されています。
生体搬入からどのような工程を経て
食肉が出荷されていくのかを学びました。
施設見学では、牛がと畜されたあとの工程、
解体から枝肉になり、せりが行われ、
部分肉に加工するまでを実際に見させていただきました。
牛は、と畜のあと、足をフックにかけて
ぶらさがった状態で出てきました。
解体・加工は全て人の手による流れ作業で行われています。
スーパーに並んでいる肉だけをみて
毎日を過ごすと忘れがちですが、
生き物の命をいただいているということに
改めて気づかされました。
解体には鋭利な道具を使っていて、
危険を伴う仕事であり、
また、食中毒が起きないよう衛生管理が徹底されています。
こういった仕事をしてくださる方のおかげで
おいしく安全に肉が食べられること。
これも忘れてはならないことです。
たくさんの食材を扱う調理の仕事ですが、
食材を無駄なく扱うのはもちろんのこと、
食材の命、生産者の思い、市場の方の思いも込めて
大切に調理していきたいと思いました。
「貴重な体験ができた」
「もっと色々な人にこの市場の中を見てもらいたい」
学生からそんな声も出たほど
色々なことを考えさせられた一日でした。
市場の皆様、見学させていただきありがとうございました。