緊張の実習テスト。

昼間部に通う学生全員に、ある「テスト」がありました。
学生の誰もが、学校生活で最も緊張する日と言ってもまちがいありません。

そう、調理実習のテストです。

まずは1年生。
テスト内容は「絲」です。

「絲」とは、
中国料理のひとつ青椒肉絲(ちんじゃおろーす)に出てくる漢字の「絲」。
「すー」と読み、細く糸のように切ることを言います。
今回は、中国料理でよく使われる茹でタケノコを「絲」にするテストです。

大きな中華包丁を使って
時間内に、指定されたサイズの「絲」に切っていきます。

学校でも自宅でも、何度も練習してこの日に臨むのですが
先生の厳しい視線、張りつめた空気、
緊張して手が震えるのは当然です。

お、キレイな「絲」ができてきてますね。
これなら合格まちがいありませんね。

 

 

続いて、2年生のテストは「酢鶏」
酢豚の鶏肉バージョンです。

1人で最初から最後まで「酢鶏」を仕上げるテスト。
材料がたくさん並んでいます。

お肉や野菜の下ごしらえから始めます。
切って、下味をつけて、ゆでて、揚げて、と
たくさんの手順を1人でこなさなければなりません。

細かなところまで、先生のチェックが入ります。

たくさん練習したのでしょうね。
中華鍋をもつ姿がカッコいい!

制限時間内に無事完成しました!
色どりも考えて、キレイに盛り付けて…

最後のチェックが入ります。

「はい、合格」

みなさん、お疲れさまでした!