福調の制服を紹介します!

福調の制服。といっても普段は私服で、調理実習の時のみ、指定の調理服を着用します。

実技試験の時にも、身だしなみのチェックポイントがあるように、汚れたままはNG!キレイなものをきちんと着用すること。食品を扱う者だからこそ、清潔さが第一です!

 

まずはコック帽
折り目が前、つなぎ目が左にくるようにかぶります。サイズは自分に合わせて調節できます。髪の毛を全部、帽子の中に入れましょう。

そしてチーフ
今年は、1年生が赤、2年生が青となっています。(夜間部はチーフはありません。)結び方は意外と簡単。細長く折った三角巾の一方の端を結び、その結び目にもう一方を通すだけ。チャレンジしてみたい方は「チーフの巻き方」をご覧ください。他にも色々な結び方がありますよ。

前掛けも結び方は様々ですが、一例として「一文字結び」をご紹介。帯(ひも)を後ろで一度交差させて、前で固結び。左右の帯をそれぞれ一度ずつ左右の腰帯に巻きつけたら、自分から見て右帯を2~3回ほど折って前中心に。その上に左帯を巻きつけていき、最後まで入れ込みます。結ぶのが上手になると、ぐっとプロっぽい姿になりますよ。

コックコートは、燃えにくい綿100%でできており、ボタンも布製です。それには理由があって。ボタンが熱で溶けたり、割れたりして、料理に混入することを防いだり、服を強く引っ張ると、ボタンが一気に外れてすぐに脱げる構造になっています。熱湯や油、火を扱ったりと調理場は危険がいっぱい。前部分が二重になっているのも体を守るためなのです。袖は幅広で長めになっていて、熱い鍋の取手も袖で持つことが可能ですが、福調では熱いものはタオルを使って持つようにしており、袖は必ず2回ほど折り曲げることとしています。

更衣室でこの姿に着替え、包丁セット・タオル・筆記用具を持って、実習室へ向かいます。さぁ、今日もいってらっしゃい!