はじめての実技試験

5月15日(月)・16日(火)は昼間部の実技試験でした。

1年生は入学してはじめての実技試験。
「人参のシャトー切り(制限時間15分)に挑みます。

自宅で一生懸命練習して上手にできるようになっても、試験では皆、手が震えるほど緊張するんです。

試験は、調理服や包丁のチェックから始まり、衛生面、前準備、動作(姿勢、包丁の握り方、弧を描く様に包丁をつかっているか)、そして最後が人参の出来です。既定の個数(4個)むけているか、丸みや長さ、上下の大きさ、太さが揃っているかなどを先生が厳しくチェックします。

試験後、1年生に感想を聞きました。
「初めてでとても緊張しました。」「友達と家で練習をがんばりました!」「難しかったけれど、何回も練習した成果が出せたのでよかったです。」

 

2年生の試験は「カニの砧巻き(制限時間25分)

こちらも2年生になってはじめての実技試験。ひとりで1品、料理を作るという課題のため、もちろん技術も必要ですが、段取りや時間配分が大事になります。しかし、そこはやはり2年生。1年生の時に比べると手際の良さを感じました。

2年生になっても、包丁のチェックはしっかり行われます。汚れていたり、研げていなければ減点です。

大根を薄く薄く「桂むき」して、きゅうりを「蛇腹胡瓜」にして、「黄身酢」を作って。繊細な日本料理ならではの細かな工程がたくさん!

「緊張で手が震えて桂むきがうまくいかず、苦戦しました。」という学生もいれば、「学校での練習と家でも手順を何回も繰り返し、頭の中でイメトレ。本番もうまくできました!」と余裕が見えた学生も。「時間配分をしっかりできれば、桂むきなど苦手なところがあっても落ち着いてできるのでうまくいきます。」と次回のアドバイスまで、感想で聞くことができました。

とにもかくにも緊張の実技試験。
皆さん、お疲れさまでした!!