中国料理の基本

包丁を研いで、基本の切り方を学んだ後は…
「基本の料理」
日本料理・西洋料理・中国料理、それぞれの基本の料理を学んでいきます。

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4月28日(水)の昼間部1年生の実習授業を覗いてみました。
この日は中国料理。

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ひとつ目のメニューは
玉米湯 ユーミータン(トウモロコシのとろみスープ)」

中国料理の味を決める重要な役割をもつスープ。
色々な種類、呼び方があります。例えば…

*上湯(シャンタン)
*毛湯(マオタン)
*清湯(チンタン)
*白湯(パイタン)

*湯(タン)一般的なスープ
*羹(ゴン)とろみの強いスープ
*保湯(バオタン)土鍋で長時間煮込むスープ

などなど。これまた覚えるのが大変そうです。
今回の玉米湯は、“毛湯を使った羹スープ”ということになります。

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ふたつ目のメニューは
拌海蜇皮 バンハイチョーピー(クラゲのあえもの)」

中国料理の前菜としてよく見る料理ですが
・和え物は、提供する直前にあえる。
・味の浸み込みにくいものは、下和えをする。
など、見落としやすい料理の基本がたくさん詰め込まれています。

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中国料理は、鍋も包丁も独特。
授業が終わって学生たちに感想を聞いてみると、
「中華鍋を扱う事は初めてで戸惑ったけれど、ちゃんとできてよかった。」
「中華包丁を初めて使ったけれど難しかった。」
「中華包丁は意外に使いやすかった。」
「調味料で初めて扱うものがあって新鮮だった!」

ひとつの授業でも学ぶことがたくさん!
徐々に料理の難易度は上がっていきますよ。
どんどん吸収していってくださいね!