甘い冬野菜?

12月に入り、ずいぶんと気温が低くなりました。寒くなると鍋料理やシチューなどの、身体を芯から温めてくれる料理が食べたくなりますね。

最近の調理実習でも、クラムチャウダーなど、この季節にいただきたいメニューが多く登場しています。

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スープや鍋物に多く使われる食材、冬野菜。
冬野菜といえば、大根、白菜、ネギ、ほうれん草…。
その多くは「霜にあたると甘くなる」と言われています。
なぜ甘くなるのでしょうか?

そのわけは…
冬野菜は寒くなると、自身の水分を減らし糖度を上げることで凍りにくくするんですって!

水は0℃で凍るけど、砂糖を加えた砂糖水は0℃以下にならないと凍りません。
それを自然がやってしまうなんて!すごいですね!!

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中世ヨーロッパでは、この野菜の甘みを活かして
ケーキやデザートに利用されていたそうです。
そのひとつがイギリス発祥の「キャロット・ケーキ」。

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シナモンやナツメグも程よく効いて、コーヒーや紅茶と相性のよいシンプルなケーキです。もし機会があれば、冬のにんじんを使って優しい甘みのケーキを作ってみてくださいね。