2018.02.17
【特別講習】「フランス菓子コートドール」北島誠太郎先生
2月1日(木)の特別講習、
講師は、福岡県の太宰府市と大川市に店舗を構える人気店
「フランス菓子コートドール」オーナーシェフの
北島 誠太郎先生でした。
教えていただいたのは
マドレーヌと苺のデコレーションケーキ。
ジェノワーズ(スポンジ)の作り方を教わったら
実習室へ移動して、即実践!
粉はふるっておく。
卵は常温のものを使う。
卵液は湯煎して40度くらいまで温めると泡立つのが早い。
粉類を加えたら混ぜすぎない。
生地ができたらすぐにオーブンへ。
(そのために、事前に型に紙を敷いて、オーブンは予熱しておく。)
などなど、注意点がいっぱい!
ジェノワーズ(スポンジ)は、
シンプルが故に作るのが難しく思われがちですが、
ポイントをおさえれば、誰でも簡単にふわふわな生地がつくれます。
できた生地をオーブンへ入れて
焼けるのを待つ間に….
デコレーションの仕方と
マドレーヌの作り方を教わりました。
今回作ったジェノワーズ(スポンジ)とマドレーヌ、
実はほとんど材料は同じ!
大きな違いは、ふくらみの原理。
ジェノワーズ(スポンジ)は卵液を泡立てて膨らませるのに対し、
マドレーヌは泡立ずベーキングパウダーで膨らませること。
この違いで見た目も食感も全く違うお菓子ができます。
卵、砂糖、小麦粉、油脂。
お菓子は基本的にこの4つの材料でできていて、
配合・手順を変えることで、様々なお菓子が作れるんです。
チョコレートやナッツ、果物などを加えるとさらに幅は広がり、
ふだん私たちが目にしているお菓子ができあがるんですね。
さぁ、スポンジが焼きあがりました!
実習室に戻って、デコレーション開始!
自分でつくったスポンジを
いちごと生クリームで好きなように飾ります。
学生たちは皆、とても楽しそうでした。
「お菓子作りは、科学。」
卵を泡立てるときは温めて、
生クリームを泡立てるときは冷やして。
おいしくするため、生地を膨らませるため、口どけをよくするため、
すべての工程に裏付けや理論があるんです。
北島先生、ありがとうございました!