10月3日（水）、昼間部の1年生を対象に
「日本料理 とり市」の穐吉 喜一郎先生による
日本料理の特別講習が行われました。

西区・室見川沿いにある「日本料理 とり市」は、
全室、川を眺めながら食事ができる情緒あるお店。
環境、器、料理から、日本料理が大切にしている季節感を
感じ取ることができる福岡の老舗日本料理店です。

 

今回、穐吉先生から教えていただいた料理は4品。
おこぜ、鰻、甘鯛、秋刀魚の4種類の魚を使ったものでした。

1）造り　おこぜの薄造り
2）焼き物　鰻白焼き　

3）蒸し物　甘鯛蕪蒸し
4）ご飯　秋刀魚ご飯

今回の特別講習では、
“4種類の魚を捌く”ということが一番の難題でしょう。
穐吉先生は無駄な動きなく、いとも簡単に卸していきます。

おこぜは、背びれ部分に毒があり、
刺されると手が2倍に膨れ上がるから背びれから取る。
など、それぞれの捌き方のポイントを丁寧に教えてくださいました。

鰻は、穐吉先生の大好物！
ご自身で鰻を釣りに行って食べるほど！

そんな鰻は、骨から味がよく出るので捨てず取っておくこと。
焼いたあとタレに入れて味を出すそうです。

秋刀魚の3枚卸しと骨抜きは
学生もお手伝いさせていただきました。

みんなの前で、先生の隣で、魚を捌くなんて緊張！
二人ともよく頑張りました！

魚の話のほかに、野菜のこと、料理の色合いなど、
繊細な日本料理ならではの食材の扱い方を
とても分かりやすく説明していただきました。

アジの3枚卸しは、調理実習で一生懸命に練習しましたが、
もっと色々な魚を自分で捌けるようになると、
ぐっと料理の幅が広がりますね。
こればかりは実践です！練習あるのみ！！

穐吉先生、ありがとうございました！