【特別講習】「蓮双庭」平賀大輔先生

9月5日(水)は、
「W’s Lotus Garden 蓮双庭」平賀 大輔料理長による
中国料理の特別講習でした。

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平賀先生が料理人を目指すきっかけになったのは
TV番組「料理の鉄人」。
料理がスポーツのように見えて、かっこよく感じたそうです。
調理師専門学校の1年コースに入学し
洋食を専攻していました。

東京のチャイニーズレストラン「Turandot臥龍居」の
脇屋友詞シェフのお店で中国料理を食べたときに、
それまでの常識が覆されたといいます。

中国料理のレストランは、おひとり様、女性、カップルは
入りづらいというイメージがありました。
が、脇屋シェフの料理は、西洋料理の技術や盛り付けを用いた
新しい中国料理“モダンチャイニーズ”。
平賀先生は、脇屋シェフの元で働きはじめます。

今回は、その新しい中国料理3品を教えていただきました。

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1)オマール海老と鶏手羽の朝天唐辛子炒め
唐辛子が丸ごとたっぷり入ったダイナミックな一皿。
真っ赤っかな見た目ですが、安心してください。
使用した朝天唐辛子は、香りが強く辛みは控えめな唐辛子。
ラー油を作るのによく使われます。

2)黒酢の酢豚 フルーツの香り
マスカットを豚肉で巻き、ソースにはライム。
想像しがたい味です。。。
が、試食した学生によると
外はカリッと豚肉のうま味、中のマスカットが
ジューシーでめちゃめちゃ合う!
おいしい!!!
酢豚にパイナップルは一般的ですが
イチゴや柿など、意外と色々合うそうです。
今回は暑い夏なのでライムを絞って爽やかに。

3)XO醤入りオムレットチャーハン
ぱらぱらチャーハンと、とろとろオムレツ。
合わないわけありません!
ポイントは、温かいごはんでつくることと
完成までのスピード。

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揚げるのも炒めるのも全てこの大きな中華鍋ひとつ!

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熱々の鍋を自由自在に扱う平賀先生。
学生たちはその華麗な鍋さばきに見とれるばかり。

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学生の代表2名が、シェフの前で炒飯作りを実践してみました。
評価は…
鍋ふりもお玉の使い方も上手!
ただ、卵を入れるときのフライパンの温度や、
具材の量と入れるタイミング、塩加減は改善の余地あり!!

 

“モダンチャイニーズ”という飲食店のジャンルは
浸透しつつあると思いますが
やっぱりまだわからないことだらけ。
色々味わって、たくさん学んでいきたいものです。

どんな質問にも気さくに答えてくださり、
笑顔が印象的な平賀シェフでした。
ありがとうございました!