【特別講習】「ホテルオークラ福岡」松島孝吏先生

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6月28日(水)、昼間部の1年生を対象に
日本料理の特別講習が行われました。

講師は「ホテルオークラ福岡」の和食料理長、
松島 孝吏先生です。

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教えていただいたのは以下の3品。
この3品を仕上げるまでには、
日本料理らしい細かな技と丁寧な調理方法が山のように!

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1品目:「車海老と蚕豆(そらまめ)の氷室寄せ」
海老の扱い方、
蚕豆、ヤングコーン、スナップエンドウ
それぞれの食感をいかす火入れ方法の違い、
“氷室寄せ”の名前の由来、ゼリー地と
胡麻と味噌を合わせた“利久餡”。

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「焼き茄子 黒豚と水菜の煮浸し」
鹿児島黒豚はサッとしゃぶしゃぶに、
水菜は50度洗いでシャキッとさせて
そこにトロリとした焼き茄子に
なんと“梅餡”を合わせているんです!

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「賀茂茄子田楽」
ただの茄子田楽かと思ったら大間違い。
串うちして焼いた鯛と、塩と酒入りの湯で火入れした車海老、
素揚げしたあとサッと出汁で煮た茄子としし唐。
そして卵黄入りの“玉味噌”。
甘酢に漬けた茗荷と、ひとかけらのゆず皮も忘れてはなりません。

 

調理行程をザッと言葉にするだけでも、
ひと皿に対する調理の繊細さがわかります。

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松島先生は、料理も丁寧なら、教え方もとても丁寧!
料理長のオーラで、学生はちょっぴり緊張気味でしたが
ひとつひとつの説明がとても勉強になったようです。

松島先生、ありがとうございました!