2019.07.29
【夜間部】日本料理試食会
7月23日(火)、夜間部の日本料理試食会が
「博多廊」で行われました。
季節の野菜を使っていて、色鮮やかで涼しげな見た目で
季節感のある料理を提供していただきました。
また、全体を通して薬味を多用されていたので、
魚や肉などボリュームはあるが無理なく食べることができました。
この日のメインはなんといってもこれでしょう!
「泳ぎいか造り」
まだ足の方が動いており、出てきたときの学生たちのテンションったら!
新鮮で身がとても甘くコリコリしていました。
残った下足部分は、後ほど天婦羅でいただきました。
最後のご飯も印象的でした。
「鹿児島鰻土鍋まぶし 錦糸、大葉、三つ葉、味噌とろろ、胡麻、青海苔、粉山椒」
ご飯は炊きたてで釜ごと提供。時間に合わせて炊いておられるそうです。
最初は鰻ご飯として、その後とろろをかけてと楽しめました。
「料理の構成はどのように考えていらっしゃるのですか?」
という学生の質問にも丁寧に答えていただきました。
「メニューを考えるときは、季節感と伝統を大事にしています。メニューの名前については、今回は夏らしさや涼しさをイメージしてもらう言葉を選びました。最初はあっさり、だんだん味を濃く、そして最後にご飯物を持ってくるのが和食の基本。それらの基本を押さえた構成を考えています。」
逆に料理長より学生に
「皆さんは卒業後どうされるのですか?」という質問があったり
料理長の仕事に対する話を聞かせていただき、
学生も共感する部分、考えさせられる部分があったようです。
最後に料理長が料理を作る時に
いつも心がけている言葉を教えていただきました。
「大心 常に大きな心で作る
老心 相手の立場を思い丁寧に作る
喜心 作る喜び、もてなす喜び」
夜間部の学生たちも2ヶ月後の9月に卒業。
もうひと頑張りですね!