【特別講習】「アクアパッツァ」日髙良実先生

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831日(木)、全クラスを対象とした
イタリア料理の特別講習が行われました。

講師は、東京・広尾「アクアパッツァ」「アクアヴィーノ」
「ジェラテリア アクアパッツァ」、神奈川・横須賀「アクアマーレ」の
オーナーシェフ 日髙 良実先生です。

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まずはじめにお話してくださったのは
“積極性が大事”だということ。
「積極的に質問をしてください。
チャンスを得るためには積極性が必要。
学生はわからなくて当たり前。どんどん質問してください。」
と、シェフの熱い言葉からスタートしました。

 

今回教えてくださったのは以下の5品。

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Panzanella(パンと野菜のサラダ トスカーナ風)
固くなったパンを水に浸して、野菜と合わせたサラダ。
パンをぐちゃぐちゃにするなんて!と
日髙シェフがイタリアでカルチャーショックを受けた一品。

Trippa con fagioli e orzo alla friulana
(やわらかく煮込んだ牛の胃袋の香草風味、大麦と白いんげん豆を添えて)
ハチの巣と呼ばれる牛の胃袋を、イタリア人が好きな豆と一緒に煮込んだ料理。
オリーブオイルの香りと、色々な食感が面白い一品でした。

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Pasta con capperi(ケイパーペーストのパスタ エオリア風)
シチリアの名産、アーモンドとケイパーをペーストにして
パスタを合えただけのシンプルな一皿。

Pizzoccheri(そば粉を打ち込んだパスタ、ちりめんキャベツとチーズのせ)
冷涼な気候で育ちやすいそば。
そのそばをパスタにした北イタリアの料理。

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Pesce all’ acqua pazza(鮮魚のアクアパッツァ風)
もともとは漁師のまかない料理。
魚を海水で煮て、魚の旨味をぎゅっと引き出した一品。

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イタリアの地図を見ながら、
実際に現地に行った時の話を交えながら、
地域ごとの特徴や特産物、郷土料理などについてお話いただきました。

イタリアの南部でよく育つオリーブ。
そのため、オリーブオイルはもともと南部でよく使われていて、
北部はバターなど動物性油脂を使った料理が多いそうです。

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めずらしい食材や調味料があれば、手元に回してもらったり

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一品できあがる度に
できたての味を試食させていただきました。

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「アクアパッツァ」をオープンして約30年。
日本のイタリアンを代表するシェフの授業は説得力があり、
料理人として活躍するための極意も教わることができました。

最後にいただいた言葉はこちら!
「人生一回きりだから、
食べることと作ることを楽しんでください!」

日髙シェフ、ありがとうございました!