実技試験!

10月23日(月)・24日(火)は昼間部の実技試験でした。

1年生の課題は「大根の桂むき」
制限時間は10分。円柱形に切った大根を、帯状に薄く長くむいていきます。その薄さの基準は新聞紙が透けて見えるくらい!かなり練習が必要です。

実技試験は、まずは包丁のチェックから!
今回は日本料理の試験ということで、和包丁3本。きちんと研げているか、汚れやサビはないかなど普段からの管理状態をチェックします。

全員の包丁チェックが終わったら、さぁ、課題に取りかかります。
試験のポイントは、衛生面・姿勢・包丁の持ち方・大根の持ち方・包丁の動かし方・大根の動かし方・仕上がり(長さ・面・厚さ・大根の形)。

試験後に感想を聞くと、「緊張で手が震えてしまい、切れてしまった。」「練習したおかげで思ったよりもうまくできた!うれしかった!」などそれぞれに感じたことが違ったようでした。

 

青いチーフの2年生、課題は「鶏吉野煮」
吉野煮とは、材料にくず粉(片栗粉)をまぶして、とろみをつけた煮物のことです。

制限時間25分で、ひとり一皿仕上げます。
チェックポイントは、衛生面・姿勢はもちろんのこと、法蓮草の洗い方・茹で方・里芋の形・鶏肉の切り方・火の通し方・あんの固さ・味・白髪葱の細さ・量・盛り付け。

この課題での難関は、里芋のカットと白髪葱でしょうか。
「里芋の形を整えるのが難しく、なかなかうまくできなかった。もっと練習を頑張ろうと思った。」「白髪葱を細くするのが難しかった。」という声が多かったようです。

皆さん、お疲れさまでした!
実は、今週からまた次の実技試験の練習が始まっています。

暑かったり寒かったり季節の変わり目で体調崩す学生が多いので、練習もしっかり!体調管理もしっかり!無理はせずがんばっていきましょう!