2年生の調理実習/西洋料理

5月6日(金)、
昼間部2年生の授業「調理実習」を覗いてみました。

調理実習の授業では、まず通称「階段教室」で、先生のデモンストレーションを見て学びます。その日のメニューについて、調理の手順、食材、調味料など、聞き逃せない重要なポイントがたくさん!皆、真剣にメモを取ります。

ん?先生の横にいる助手の先生…
赤いチーフ…もしかして学生?

そうなんです。〈2年コース〉の2年生になると、学生が順番で調理助手を務めます。
食材の準備をしたり、洗い物をしたりと、色々と忙しいですが、先生の真横で手元を見られるチャンス!今回助手を務めた学生も「特に緊張はしませんでした。間近でデモンストレーションを見られるので良かったです!」と言っていました。

デモンストレーションが終わると、調理実習室へ移動して、班に分かれ協力し合いながら調理開始!

今日のメニューを見ていきましょう!

1. Soupe de Chou(キャベツのスープ)


春キャベツ、玉葱、ベーコンをシュエし、しっかりうまみを出してからブイヨンで煮るのがポイント。シュエ(suer)とは、フランス料理の基本的な調理法で、野菜などに油脂を加え、軽く炒めてから蓋をして、素材が持つ水分で汗をかかせるようにゆっくりと焦がさないように火を通す方法です。

2. Poulet Sauté Marengo(若鶏のソテー、マレンゴ風)

フランスの料理人が考案した料理ではありますが、イタリア料理にも出てきます。トマト、ニンニク、白ワイン、フォン・ド・ヴォー(子牛の出し汁)入りの鶏肉料理。

ポイントは鶏の皮を香ばしく焼き、ソースと合わせ火を通すこと。有頭海老、クルトン、揚げ卵を添えて。古典的料理では、ザリガニを添えますが今回の実習では有頭海老を添えました。

3. Mille-feuille aux Fraise(イチゴのミルフィーユ)

ポイントは折り込みパイをサクッと焼くこと。カスタードクリームとイチゴをサンドして仕上げました。

全ての調理が終わったら、先生のチェック。無事にOKをもらったら、お楽しみの試食タイムです!ちょうどお昼時なのでお腹もペコペコ。

今日もおいしい料理ができました。
食べ終わったら、さぁ、片付け片付け!