3月1日（月）に夜間部、
3月10日（水）に昼間部の卒業式が行われました。

例年、会場はホテルなどで、式後に会食もしていましたが、今年は感染症対策のため、校内でクラスごとに行うことになりました。

〈夜間部〉

昼間仕事をしながらや、他県から通っていた学生もいたり、夜毎日通うのが大変な夜間部ですが、今年はなんと皆勤賞が3名も！本当によくがんばりました。

学生代表が読み上げた謝辞を、一部紹介します。

「初めは、各人、作ることに精一杯でぎこちなかったチームワークも、回数を重ねていくごとに互いを補い、伸ばし合うことができました。様々な失敗はあったけれど、それを責めることなく、次に同じ失敗をしないよう注意しながら実習を進めることができました。
また、クラスの仲間と学科試験対策に励んだことや、実技試験に向け、自宅での練習方法を共有し、結果、全員合格で終えることができたこともよい思い出です。」

「クラスの仲間と協力し合ったことを忘れず、それぞれの道に活かしていきたい。」

幅広い世代が集まる夜間部ですが、1年半一緒に学んだ仲間とそして経験は、色々なところで力になってくれることでしょう。

 

〈昼間部〉

クラスごと各教室で、放送により式が進行されました。

「今年はコロナ禍での卒業式で例年通りにとはいかなかったことは残念でしたが、無事に卒業を迎えられて嬉しく思います。コロナ禍真っ只中の学生生活で、プライベートから学校行事まで制限され、正直心残りは多くあります。しかし、悪いことばかりだったわけではなく、新たな社会への適応力が身につけられたと感じています。調理師として働くには、衛生面には人より何倍も気を付けることが大切であり、落ち込んだ飲食業界を僕たちが盛り上げなければならないと感じています。」

なんとも力強い頼もしい言葉です。

「就職」という人生の大きな一歩を踏み出す彼ら。
これからの未来でも様々な困難に直面することがあるでしょう。
それでもきっと“乗り越えられる”、そう信じて前に進んでいってほしいと思います。

ご卒業おめでとうございます。
卒業しても、たまにはひと回りもふた回りも大きくなった姿を見せに遊びに来てくださいね。