【夜間部】西洋料理試食会

2月19日(水)の夜間部の授業は
西洋料理試食会でした。

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会場は福岡市薬院にある、
イタリアンとジビエ料理が美味しいお店
「トラットリア カリメロ」

シェフの永渕さんは、福岡調理師専門学校の卒業生!
サラリーマンを経験した後、本校へ入学し、
調理の道へ進まれました。
福岡のイタリア料理店で料理やサービスを身につけ、独立。
今年、7周年を迎えたそうです。

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今回の試食会は、立食形式。
「トラットリアなので談笑しながら食事を楽しんでください」

シェフとの距離の近さに、
最初は緊張していた学生たちでしたが、
お話し上手なシェフのお話と、
とても楽しそうに料理している姿に、
最後までワクワクが止まりませんでした。

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料理は前菜から始まりました。
イタリア パルマ産24カ月熟成の生ハム、オムレツ、冷製スープなど
どれも素材を生かしたシンプルな味付け。
お酒が飲みたくなる!という学生も。

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看板メニューの「玉ねぎの丸ごとオーブン焼き」
試食会後のレポートにも一番多く出てきた
インパクトのある一皿でした。

8時間!?じっくりと焼き上げた玉ねぎはトロトロ!
その玉ねぎの甘さにバーニャカウダソースの塩味!
皆、玉ねぎ1個をペロリと平らげていました。

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このメニューは、シェフが下積み時代、
「10円で仕入れたものを1000円で売れるように作れ」と
言われて考えたもののひとつ。
原価が安い玉ねぎを時間と手間をかけて調理し、
今では、お客様にも満足して頂ける自慢の1品になったとのこと。

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「スカンピ(手長エビ)の香草パン粉焼」
エビの甘みが感じられる一品。
殻は硬くて食べられないとのことですが、
不思議なことに、食べられないと説明しても、
殻も全部食べちゃうお客様もいるとか…。

「猪肉のミートソース、自家製パン」
「トラットリア カリメロ」では、
普段からジビエ料理を提供されています。
猪肉のミートソースは全然臭みがなく、
ふわふわカリカリの自家製パンとぴったり!

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「牛サガリのステーキ」
食べ応え抜群のステーキ。
赤身で食べやすく、このビジュアルもたまりません!

「イカミンチとオリーブのトマトソースパスタ」
イカの旨味と、オリーブの香りが強く
パスタと絡まっておいしかったです。

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「ドルチェ盛り合わせ」
色々なイタリアデザートの盛り合わせ。
この頃にはすっかり緊張も解け、
甘いデザートに誰もが笑顔!

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食事を作っている間も、いただいている間も、
シェフのお話は止まりません!

下積み時代、ホールの仕事をしていたとき、
先輩に「テーブル席のお客様と
5分話したら5分休憩していい」と言われ、
最初はその5分話すことも大変だったそうですが
今では45分は話せる!というエピソードも。

シェフのお店ような個人店では、
まず話すことが大事、とのこと。

開業する際にも
「人と人のつながりが大切。人間性がみられる。
それによって成功するか、失敗するかにかかわってくる。」
ともおっしゃっていました。

 

最初から最後まで笑顔の多い試食会となりました。
シェフの美味しい料理と楽しいお話、
ごちそうさまでした!