昼間部、西洋料理試食会へ行ってきました。
この日ばかりは、学生たち全員ダークスーツ着用の正装です。

1年生はホテルオークラとホテルニューオータニ博多へ。

慣れない雰囲気で、緊張しているせいか、とても静かな学生たち。
皆もくもくとメモをとっていましたが…

総料理長から料理についてのお話があった後に、
サービスの方からテーブルマナーについても教えていただきました。

同じテーブルに座っている人達と
楽しく会話をしながら食事をすることもマナーのひとつとのこと。
なので、最初は緊張して黙っていた学生たちも
食事が進むにつれ徐々に会話が増えてきました。

笑顔100%でのとても丁寧なサービスに
学生たちは皆、感動していました。
お冷が少なる度にサッときて注いでくれて、
ひとりひとりのタイミングをちゃんとみていた、など
料理のことだけではなく、サービスを実際に体験して
気づくこともたくさんありますね！

食材や味つけ、盛り付けなどについて
直接、料理長に質問できる貴重な機会も！
何か気づいたことがあったらすぐメモを取ります。

最後に、ホテルニューオータニ博多で働いている
本校の卒業生の紹介がありました。
先月夜間部を卒業したばっかりの先輩もいました！

そこで、
「学生時代にやっておいた方がいいことはなんですか？」
という質問に先輩はこう答えてくれました。
「フランス語を頻繁に使うので、フランス語を勉強しておいた方がいい」

西洋料理の道へ進みたい方は
フランス語、しっかり勉強しましょうね。
（本校でもフランス語の授業があります。）

2年生は、ポールボキューズ、レストランひらまつへ。

ポールボキューズでは、他のお客様もいたため
各テーブル、小声で会話を楽しんでいました。
さすが2年生！

いただいたメニューは、
・イワシのトマトソース添え
・鴨フォアグラのポワレ トウモロコシのガレット ソースヴェルジュ
・本日の鮮魚のポワレ 白ワインソース 白菜のブレゼと共に
・豊後米仕上牛と季節野菜のポワレ 芳醇な赤ワインソース
・“ムッシュ ポール・ボキューズ”のクレーム・ブリュレ

スタッフの方の気配りが素敵で、笑顔はもちろんのこと
とても会話が上手だと感じたそうです。

食事後はなんと厨房見学までさせていただきました！
ありがとうございます！

レストランひらまつでは、
料理が提供される際、その都度、料理の説明があり、
とてもわかりやすく一皿一皿を味わうことができました。

・北海道産ツブ貝・フランス産フォアグラのテリーヌ プティサレ
・豊後高田産秋の新蕎麦　イクラ サーモン
・シャラン産エスカルゴのベニエ 大長茄子 パセリバター
・産地直送鮮魚 ジュ・ド・ブイヤベース 高知県産にんにくのムースリーヌ
・ランド産ほろほろ鳥 ボルドレーズ トランペットのピューレ
・西洋梨
・フレッシュハーブティー
・ミニャルディーズ

「どの料理もきれいに盛り付けられていて
食べるのがもったいなかった。」
「また食べに来たいと思った。」と学生たち。
福岡調理師専門学校では、年に数回
このような試食会が行われます。
なんて贅沢で楽しい授業なんでしょう！

今回もどの会場もとても豪華で美味しいお料理、
ごちそうさまでした！