7月11日（木）、
昼間部1年生の西洋料理の特別講習。
「ホテルニューオータニ博多」の総料理長  小田 英男先生にお越しいただきました。

小田先生は、先月福岡で行われたG20サミットの夕食会の
メニューを考案し、参加者から称賛の声が上がったそうです。
そこで提供されたメニューも教えていただきました。

◆帆立貝クリーム 季節野菜を添えて バルサミコソース
盛り付けに、マンゴー、柿、いちご、カカオ、バルサミコ酢、花などを使っていて華やかでとてもきれいでした。

◆とうもろこしのピューレスープ仕立て 醤油の香りと共に
Ｇ20で提供されたコーンスープ。
すごくなめらかで、最初はとうもろこしの味が、
その後に色々な食材の味がして“食べる”コーンスープでした。

◆玄海産 甘鯛の鱗焼き 柚子胡椒風味ムニエルソース
柚子の効いたソースは濃いめでしたが、パリパリ皮の甘鯛と食べるとバランスがよくとても美味しかったです。

◆県産桃のコンポートのフランベ ピオーネソースとアイスクリームを添えて
少し酸味のあるピオーネのソースと甘い桃のコンポート。
酸味と甘み、温かい物と冷たい物を一緒に食べる感覚が面白かったです。

料理を作りながら、ホテルの調理場の話やG20での話、
学生たちの質問にも答えてくださいました。

ホテルでの盛り付けは、800人分！？を同時に作ることも。
そんな時は、一皿お手本を作って、
それを見て役割分担して作業するそうです。

「若い人たちに伝えたいことはありますか？」との質問には
「自分の仕事を好きになれ！
　料理を作ること、
食べることを好きになれ！」
と熱い言葉をいただきました。

小田先生、ありがとうございました！