2018.10.17
【特別講習】オージービーフセミナー
10月11日(木)…
なんだか教室の様子がいつもと違います。
この日行われたのは、昼間部の1年生を対象にした
特別講習「オージービーフセミナー」。
オージー(AUSSIE)とは、「オーストラリアの」という意味。
オーストラリア産の牛肉についてしっかり学ぶ一日です。
第1部の講師は、
MLA豪州食肉家畜生産者事業団の中山剛伸先生。
オージービーフ&ラムの概要と安全性についてお話いただきました。
近年は霜降り肉よりもヘルシーな
赤身肉が再注目されていますが
オージービーフはまさにその赤身がおいしい肉。
安定した流通で、リーズナブルなオージービーフは
日本でも手に入れやすい牛肉です。
品質管理が徹底されているので賞味期限が長いのも特長です。
第2部は、元スエヒロ商事株式会社 代表取締役社長の
上嶋棟一郎先生。
これまで、表示偽装から食中毒まで
ニュースになった牛肉事件は多々あるが
お客様の命を預かっているという意識を常に忘れない。
お肉屋さんより生産者を見ること。
など、牛肉を扱うプロになる上での
心構えを教えていただきました。
そして第3部は、
元スエヒロ商事株式会社 取締役 総調理長の鳥居昭三先生の
ステーキ講習です。
ステーキをおいしく食べるには
肉の部位に合った切り方、調理方法を選ぶことが大切。
この日はサーロイン(ロース肉)を使ったステーキを
教えていただきました。
肉を室温に戻しておくこと、
フライパンを300℃に熱しておくこと、
レアー・ミディアム・ウェルダン…
どの焼き加減にするか決めてから焼くこと、
最後は余熱を使って…。
といろいろと奥深いステーキの世界。
そしてできあがったのがこちら!
「牛ロース肉ステーキ えのき茸と椎茸の和風ソース」
あぁ、おいしそう!
その後、調理実習室に移動し、早速実践!
ひとり1枚、オージービーフのステーキ肉を
自分好みの焼き加減で焼いてみました。
うまく焼けたかな?
この笑顔をみれば、わかりますね!
オージービーフのステーキは、
赤身肉だけれど柔らかく、しっかり肉の味がして
おいしかった!と学生たちも大満足でした。