2018.07.05
【特別講習】「ホテルオークラ福岡」松島孝吏先生
6月27日(水)、昼間部1年生を対象にした
日本料理の特別講習。
講師は、ホテルオークラ福岡「和食堂 山里」の
和食料理長 松島 孝吏先生でした。
教えていただいたのは下の3品。
それぞれの料理のポイントを書いてみました。
「先付け 車海老と蚕豆(空豆)の氷室寄せ」
氷室寄せとは?
胡麻と味噌を合わせた利久餡。
空豆、スナップピース、ヤングコーンそれぞれの火入れの仕方。
「先付け 焼き茄子、黒豚と水菜の煮浸し」
黒豚をささっとしゃぶしゃぶ。
水菜を“50℃洗い”。
焼き茄子に梅餡に山葵
「焼き物 加賀茄子田楽」
卵黄入りの“玉味噌”。
甘酢に漬けた茗荷と、素揚げ後出汁でさっと煮たしし唐。
ちょっと書き出しただけでもたくさんのポイントが!
なによりも「丁寧な下処理が重要」なこと、
プロはここまでするんだということを
目の前で見せていただきました。
ほかにも
「器を選んでから料理の大きさを決めること」。
器と料理のバランスが重要なのはわかっていたつもりでしたが
料理に合う器を探すのではないことに驚きました。
今回作っていただいた料理はすべて
ひとつの料理を2〜3種の器にそれぞれに盛っていただきました。
器によって料理の印象がガラッと変わることを
体感することができました。
入学してから、約3ケ月。
教わった料理を班のメンバーと作ることで精一杯でしたが、
これからは、ひとつひとつの食材の下処理は的確か
どの器にどうやって盛ったらいいかなど
考えたり気付くことがたくさん!
少しずつ“プロの調理師”に近づいているようです。