2018.06.15
麹と甘酒と日本酒と。
昼間部2年生の授業「料理概論」で、
麹と日本酒について授業を行ないました。
講師は、糸島にある酒蔵「白糸酒造」より
田中さんにお越しいただきました。
白糸酒造は、
地元糸島で収穫されたお米と古式製法ハネ木搾りで、
福岡の新たな地酒作りに日々励んでおられる蔵元です。
人気商品の日本酒「田中六五」は、
グルメ雑誌や機内誌などでも度々取り上げられるほど。
「麹」「甘酒」「日本酒」についての講義を受けた後、
旨塩麹作りを体験しました。
麹と70℃のお湯、塩を炊飯器へ。
1時間ほど保温するとできあがり!
おどろくほど簡単!!
写真左から麹、旨塩麹、
旨塩麹をミキサーにかけて使用しやすいようにしたもの。
旨塩麹は塩のかわりに料理に使います。
「豚肉や鶏肉を漬けこんで焼いても美味しいかも」
「サーモンを焼いても」など、
学生の頭の中にも料理のイメージが沸いたようです。
甘酒『しらいと』も試飲させていただきました。
甘酒を飲むのが初めての学生もちらほら。
「砂糖が入っていないのに甘い」
「甘さ控えめで飲みやすい」
でも苦手な人もいたようで…
そんな人にはピンク色の“甘酒スムージー”を。
田中さんがもってきてくださった糸島の冷凍イチゴと
甘酒を適量ミキサーにかけたものです。
イチゴの酸味と香りで、甘酒が苦手な人でも飲みやすくなります。
田中さんも朝食によく飲まれるそうですよ。
ほかにも田中さんのおすすめフルーツは「いちぢく」。
学生からは「バナナやパイナップルも合うかも!」と。
色々試してみてくださいね。
最後に“甘酒とヨーグルトのゼリー”を試食。
ヨーグルトの酸味でさわやかなデザートに。
それに甘酒もヨーグルトも発酵食品。
なんだかとても身体によさそう!
日本の発酵食品の代表的なもののひとつ「麹」。
「麹」を全く知らない学生も、
聞いたことはあるけど食べたことは…いう学生も多く、
今回の授業は、実際に試食・試飲もでき
とてもよい経験となりました。
「甘酒を砂糖の代わりに使って煮物を作ってみたい。」
「パンやケーキを焼いてみたい。」
など学生たちもイメージがどんどん膨らんだようです。
田中さん、ありがとうございました!