【特別講習】「高玉」黒田賢二先生

6月6日(水)、
福岡の老舗寿司店「高玉」御主人 黒田 賢二先生
お寿司の特別講習をしていただきました。

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寿司で一番大事な“寿司飯”、
握り寿司、太巻き寿司、鯖松前寿司を
学生たちの目の前で作っていただきました。

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どれもおいしそうなのはもちろんのこと、
ひとつひとつの食材を、それぞれに適した処理を施し
そして何より美しい。

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先生の繊細な手さばきに
学生たちも見入っていました。

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この後、数人の学生が
実際に寿司を握らせてもらうのですが…

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「しゃりの形を扇型にしっかりと保ちながらも、
口の中でホロっと崩れるようにするために
飯粒の間に空気を入れること。」

む、むむ、むずかしい…。
そう簡単にはいきません。

 

「寿司を握る」ということは
文字通り寿司を握るだけではなく、
数ある食材の選び方や扱い方を学ぶ必要があり、
そして何より難しいのはお客様への心使い。

カウンターのお客様には調理場が丸見えなので
常に“”きれいな作業”を行うこと。
女性の場合は、しゃりを小さめに。
お子様やお年寄りの場合には、握りを半分にカットする。
など、提供する相手によって変わる
目にみえない気配りが一番大切だそうです。

調理師は「食べる人」あっての仕事。
寿司だけでなく、どのジャンルの料理に携わったとしても
同じことがいえるのではないでしょうか。

黒田先生
ありがとうございました!