2017.10.04
【特別講習】「とり市」穐吉喜一郎先生
9月28日(木)、
福岡市早良区にある「日本料理 とり市」の
穐吉 喜一郎先生に特別講習をしていただきました。
穐吉(あきよし)先生に教えていただいたのは
以下の4品。
◆造り おこぜ刺し
オコゼはヒレに毒があり、刺さるとひどく腫れ上がる。
また骨がとても固く、残っていると包丁が欠けることもある。
そんなオコゼをさばいた状態がこちら。
なかなかグロテスクな外見ですね…。
でも味は一級品なんです!
写真左から
◆吸物 海老真蒸
◆油物 海老芋おかき揚げ
◆ご飯 秋刀魚ご飯
秋刀魚ご飯は、年間に出しているご飯の中で
穐吉先生が特に好きなものだそうです。
ご飯に大根おろしとすだちをかけるというものでしたが、
これが絶品!秋を感じる逸品でした。
師範の最中にも、学生たちに実際に食材を触らせたり
一緒に調理をしたりと
学生との距離がとても近い穐吉先生。
見ているだけとは違って、学生たちも
色々と感じることができたのではないでしょうか。
学生からの質問にも丁寧に答えてくださいました。
Q)まかないはありますか?
朝昼晩、1年目の職員が30人分くらい作ります。
まかないの味付けで昇格することもよくあること。
1年目は料理に関しては初めから期待していないから
気配り、協調性などの人間性を見ています。
Q)学生の内にやっておいたほうがいいことはありますか?
包丁を買う!
あとは、おいしいもの食べに行ったり、遊んだり。
働き初めて1年目は、一番早く来て一番遅く帰る。
今の内にしっかり遊んでおいてください。
今回の特別講習では
オコゼ、秋刀魚、海老、カニなどの扱い方を
ひとつひとつとても丁寧に教えていただきました。
魚介の調理はどうしても難しいイメージがありますが
今回学んだことを生かしてどんどん挑戦してくださいね!
穐吉先生、ありがとうございました!