2016.12.20
イタリア研修旅行 *その2*
ミラノから2時間かけてやってきたのが
次の目的地パロマです。
パロマといえば、パルミジャーノチーズや生ハム。
それらの工場を見学させていただきました。
まずは、パルミジャーノチーズを家族で作られている
シルビアさんを訪ねました。
彼女は3代目で、初代のおじいさんから
「いいチーズは工場ではなく、よい牛乳から作られる」と聞かされ、
なんと牛のエサから作ってるそうです。
とても気さくなシルビアさんは、
使用する道具などをひとつひとつ説明しながら
チーズ作りについて教えてくださいました。
工場見学のあとは…
熟成期間の異なる3種(12カ月、24カ月、30カ月)のパルミジャーノチーズと
同じ牛乳から作られるリコッタチーズを試食させていただきました!
リコッタチーズのみずみずしい美味しいさと、
パルミジャーノチーズの時間を置くことによって
醸し出される味は格別でした。
次にお邪魔したのは生ハム工場。
こちらも家族で経営されているクラウディオさんを訪ねました。
熟成中のズラッと並ぶ生ハム。
パロマの生ハムは塩分が5%と低いのが特徴で、
色々と焼印が押されているのは、
誕生日や飼育された場所、加工され塩をふった日など
のちのち生産者を特定するためのもの。
子豚の時に何を食べたかで、生ハムの味が変わるそうですよ。
試食させていただいた生ハム。
やはり本場の美味しさは最高でした。
どちらの生産者も、自分の仕事に誇りをもち、
ひとつひとつの工程を丁寧に時間をかけて行っていることに
とても関心しました。
改めて食材のありがたさ、奥深さを知った
有意義な時間となりました。
シルビアさん、クラウディオさん、ありがとうございました!