西洋料理試食会

10月10日(火) 、昼間部の西洋料理試食会でした。クラスごとに別の会場へお邪魔しました。

〈1年コース〉の1年生の会場はANAクラウンプラザホテル福岡

メニュー
・魚介の炙り タルタル野菜のモザイク仕立て 菜園風
・博多地鶏の煮込みと秋の味覚 パイ包み焼き カレーソース
・近海鯛と海老のオーブン焼き トマトバジルソース
・牛ヒレ肉のステーキと野菜のフリカッセ 赤ワインソースと茸の泡かけ
・マスカルポーネのムースと秋のフルーツのコンポート

最初はみんな緊張していましたが、徐々に慣れて会話を楽しみながら食事することができました。テーブルマナーについては、冊子を見ながらしっかり説明していただきとても勉強になりました。

学生の質問「トマトソースの作り方を教えてください。」「パイ包みの中に入っている白いものは何ですか?」という基本的な疑問から、「副調理長の帽子はなぜそんなに長いのですか?」という誰もが気になることまで、丁寧に答えていただきました。

学生たちの感想は、「ひとつひとつ丁寧な盛り付けがきれいだった。」「きれいな色あいが勉強になった。」「お冷が少なくなる度にサッと来て注いでくれるなど対応が早かった。」などなど。

 

続いて〈2年コース〉の1年生はホテルニューオータニ博多へ伺いました。

最初に料理の説明があり、料理がくる度にそれぞれのマナーの説明をしていただきました。皆そこまで緊張している様子はなく、程よくおしゃべりしながら楽しく学べたようです。

メニュー
・海の幸のタルタル 百合根のムース 秋の味覚
・マッシュルームのヴルーテ 黒トリュフの余韻
・真鯛の湯葉ロール 香り高いチーズリゾットと黄ワインの饗宴
・フランス産牛ほほ肉のパイ包み 芳香な赤ワインソース
・フロマージュブランとリンゴのヴェリーヌ アプリコットのソルベと共に
・オリジナルコーヒー
・ブランジェリ特製ブレッドとバター

「食材の色のバランスや、華やかさを出すための工夫を感じ取れた。」「秋の味覚がたくさん使われていて、彩りもきれいだった。」「食材の味が引き立つような味付けがされていてとても美味しかった。」「サービスしてくれた方々の動作が静かで、立ち振る舞いや言葉遣いすべてに丁寧さを感じた。」などの感想を聞くことができました。

 

最後は〈2年コース〉の2年生。会場は西鉄グランドホテルでした。

最上階のお部屋でとても眺めがよく気持ちの良い時間でした。みんな真剣にもくもくと試食し、メモをとって、とても学びの多い試食会だったようです。

総料理長から、料理の説明をしていただきました。

メニュー
・蝦夷鮑のグリル 葉ワサビ入り柚子ドレッシングとハモの素焼き 梅肉ソース
・ムール貝ときのこのトマトソースグラタン ブルギニオンバター風味
・野菜のペイザンスープ
・鯛と海老のエシャロット風味焼き サフランソース カルタファータ包み
・牛フィレ肉のグリル南仏風バター焼き 赤ワインソース
・林檎キャラメルのババロア
・自家製パン
・コーヒー

「カルファータ包み…出てきた時の不思議さと開けて料理が見える楽しさ、わくわくした。」
「食材ひとつひとつが一番輝けるような盛り付けだった。」
「アレルギーにも丁寧にしっかり対応してくれた。」

「白を基調とした食器で料理がより華やかにみえた。」
「季節の食材が色々なところに使われていて季節を感じられた。」
などたくさんの気づきがあった一日となりました。

会場の皆様、素敵な試食会をありがとうございました。