【特別講習】「アクアパッツァ」日髙良実先生

8月30日(木)、イタリア料理の特別講習が行われました。

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講師は、
東京・南青山にある名店「アクアパッツァ」
神奈川・横須賀「アクアマーレ」のオーナーシェフ
日髙 良実先生です。

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東京を中心に第一線で活躍中の日髙シェフ。
学生たちは日髙先生のテクニックと
イタリアでのお話しに釘づけでした。

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イタリア修行時代には、
北から南まで14件ものお店で、その土地土地の味を学びました。

海に囲まれ山もあり、南北に長いイタリア。
北と南では食べるものが全く違うそうです。
イタリア料理の魅力は、文化・風土に育まれた
その土地ならではの郷土料理にあり。

と、イタリアの地図を見ながら、お話してくださいました。

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今回教えてくださったのは

1)エミリア・ロマーニャ風の揚げニョッキ
アツアツの揚げニョッキに生ハムやラルド(豚の背脂を塩漬け熟成させたもの)をのせて、熱で脂が溶けたところを食べる。

2)ローマ風モッツァレッラチーズとアンチョビのクロスティーニ
アンチョビソースとチーズ、生クリームが濃厚でお酒が進みそう、と試食した学生。

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3)スペルト小麦と魚介のファロット
リゾットはお米ですが、「ファロット」は小麦を炊いたもの

4)ピパセネール ザバイオーネ添え
北イタリアのドルチェ。冬の寒いとき、夜寝る前に火を消した薪の灰の中に入れ、翌朝焼き上がるというケーキ。

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そして日髙先生がイタリアで出会って、
お店の名前にしたくらい感動した料理!
5)鮮魚のアクアパッツア風
もともとは漁師のまかない料理。シンプルなのにとても美味しく美しい料理!

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日髙先生が力強くおっしゃっていたのは
常に好奇心をもって楽しむこと!

食べるのが好き!
何が入っているかな?不足しているものは何かな?
こうしたらもっとおいしいのに?

失敗も大事!
なんでこうなった?次はこうしてみよう!
たくさん失敗をして学んで、感覚で料理を覚えること。

 

みなさんも楽しんで学んでいきましょうね!
日髙先生、ありがとうございました!